メールソフト「Thunderbird」を使っているのですが、最近、動作が重く感じるようになりました。
登録しているメールアドレスを少し増やしたためと思いますが、何とか軽くする方法がないかと調べて対処してみました。
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動作が重い原因
まずは動作が重くなる原因を調べてみました。
すると、どうやら検索機能で使用するデータファイルの肥大化が一番の原因となることが分かりました。
Thunderbirdには強力な検索機能があり、複数のメールアカウントにまたがって検索できる「グローバル検索」機能があります。
便利な機能なのですが、この機能を実現するために検索対象となるデータをファイルとして保持しているため、このファイルが大きくなると動作が重たくなってしまいます。
インデックスファイルの確認方法
インデックスファイルと呼ばれるこのファイルは、Thunderbirdのプロファイルデータを保存しているフォルダにあります。
簡単に調べる方法は、Thunderbirdのメニューからヘルプ → トラブルシューティング情報をクリックします。
トラブルシューティング情報画面が表示されるので、プロファイルフォルダーの「フォルダーを開く」をクリックします。
するとエクスプローラーでプロファイルフォルダーが表示されます。
開いたプロファイルフォルダーになる「global-messages-db.sqlite」がインデックスファイルです。
私の環境では 2.7Gbyteほどの大きさになっていました。
グローバル検索機のをオフにする
動作を軽くするためにグローバル検索機能をオフにします。
Thunderbirdの設定画面を開き、詳細タブにある「グローバル検索と索引データベースを有効にする」のチェックボックスをオフにします。
これでOKボタンを押せば設定完了です。
一度、Thunderbirdを終了し、先ほど開いていたプロファイルフォルダーにある「global-messages-db.sqlite」を削除します。
そして、Thunderbirdを起動すれば設定完了です。
まとめ
グローバル検索機能をオフにすることで、かなり動作が軽くなりました。
アカウントをまたがって検索する機能が使えないので不便に感じるかと思いましたが、思った以上に使う場面がないので、今のところ問題ありません。
ちなみにフォルダー単位での検索機能は使えますのでご安心を。
Thunderbirdを使っていて、動作が重たく感じるようになったときに試してみてください。
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