QNAP NAS TS-251Dのメモリ増設

わが家では QNAP製のNAS TS-251Dを使用しています。

購入した時の搭載メモリは 2Gで通常使う状態では特に不満はありません。

ただ、ステータスを見ているとたまにメモリがひっ迫している時があり、メモリの増設をすることにしました。

相性問題

TS-251Dのメモリは、ノートパソコンで使われているメモリと同じ形状です。

ただ、規格を間違えると動作しませんので、注意が必要です。

具体的には SODIMM DDR4 2400（PC4-19200）という規格のメモリになります。

楽天で比較的安価なノーブランドメモリを購入して増設してみたのですが、TS-251Dが起動しませんでした。

デュアルチャンネルにしようと2枚組を購入したので、1枚ずつ試してみましたが起動せず、販売店に相談すると「おそらく相性の問題と思われる」とのこと。

購入するときに相性問題で動作しない場合は返品可能となっていたので、返品することにしました。

QNAP純正のメモリは売っているのですが、純正はやはり高価なので、使えそうな製品を探していると、Crucial製のメモリを使って動作したという情報がありました。

Crucial製のメモリを扱っている店舗で、相性問題があれば返品可能となっているところがないので、万が一動かない場合を考えると、少し躊躇しましたが思い切って購入することにしました。

QNAPの公式サイトでは、TS-251Dの最大搭載メモリは8Gとなっています。

つまり 4Gx2の構成です。

ただ、他の QNAP製品で公式サイトに記載されている最大メモリより大きいメモリを積んでも動作しているという話もあり、8Gx2の16Gにしてみることにしました。

メーカーが認めていない容量の増設は、メーカー保証外なので、作業する場合は自己責任でお願いします。

購入したのは CFD販売のCrucial製メモリです。

増設手順は簡単なので省略しますが、取り付けの際にやや筐体内の狭いところを触るのでけがをしないように注意が必要です。

メモリを増設して起動させると、前回と違い正常に起動しました。

増設されているか確認をしてみると増設前は 2Gだったメモリが 16Gとなっています。

増設前

増設後

今回は QNAPの TS-251Dのメモリ増設を実施してみました。

メーカーが認めていない 16Gにしてみましたが、無事に動作してよかったです。

16Gあればアプリが複数動作してもメモリ不足になることはないと思います。

次は HDDの容量アップをしたいなぁと考えていますが、いつになることやら・・・。