無線LAN(Wi-Fi)がつながりにくい原因

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無線LANのアンテナが立ってるのに通信できない

最近は仕事でもタブレットを使う現場が増えてきています。

タブレットは無線LANを使うのでケーブルの引き回しがないのでスッキリしていいですよね。

ところが実際に運用が始まると、タブレットの画面では無線LANのマークが出てつながっている状態なのに通信エラーとなってしまうケースがあります。

今回は「なぜか無線LANがつながらない」「不安定」の原因を調べたお話です。

画面の無線LANマークの意味は?

「画面上に無線LANのマークがあれば親機と接続されている」
当たり前の認識ですよね。

ところが、この状態でも通信できないことがあります。

一般的には

  • 親機の電波が弱い
  • 周辺環境によってつながりにくくなっている
  • 本体の不良、不調

といった原因が考えられます。

ところが、まったく別の理由が原因であるケースもあります。
それは、「端末(スマホやタブレット)の無線LAN出力が弱い」というパターンです。
下の図のように、親機からの電波は届いていますが、上の端末の応答通信は届いても下の端末の応答通信が届かない状態です。

この場合、親機の電波強度をどんなに強くしても、通信ができない状態を解消することができません。

つまり、無線LANマークは接続状態なのに、通信でエラーが発生する場合は端末側に問題があることを疑ってみるのも大事な視点です。

閑話休題「無線LANとWi-Fiはどう違う?」

無線LANのことを「Wi-Fi」と言いますが、厳密にいうと意味が違います。

無線LANの標準規格に「IEEE802.11シリーズ」というのがあります。
この規格に適した製品かどうかを接続テストする団体が「Wi-Fi Alliance」です。
このテストでOKが出たものを「Wi-Fi認証」機器と言います。
つまり、テストをパスした製品だけが「Wi-Fi」という名称を提示し、認証済みロゴを使用できます。

なので「Wi-Fi」機器とは、メーカーが違っても「IEEE802.11シリーズ」で相互に接続できる保証付きの製品という意味になります。

ただ、一般的に販売されている機器はWi-Fi認証は通っているので、無線LAN=Wi-Fiという認識で間違いはないと思います。

通信できたり、できなかったりする場合は?

話をトラブルのことに戻しますが、次に「通信できる時もあればできない時もある」という場合は何が考えられるでしょうか。

この問題がよく起きるのは、オフィスや工場といった環境で、家庭環境では起きにくいと思います。

では、オフィスや工場で通信の障害となるのは何でしょうか?
固定的な「壁」や「ドア」がすぐに思いつきますが、ある意味ではあらゆる物が障害物になります。

つまり工場などでは、搬入物や出荷待ちの製品などが積みあがっていると、それが障害物となる可能性があります。

さらに「物」だけでなく「人」も障害物になります。
親機と端末の直線上に人の壁があると、電波が減衰することが実験で確認されています。

結論としては、一時的に物や人が多くなると、親機と端末の間で電波が減衰して通信できなくなる可能性があるということです。

無線環境は難しい

今回は無線LAN環境でつながらない、つながりにくいという現象を調査した時の話を書きましたが、それぞれの環境でまったく異なる要因が影響することがあるため、快適な環境を作るのは難しいです。

本格的な無線LAN環境を構築する必要があるときは、やはり専門業者に依頼するのが確実だと思います。
環境構築後に問題があった場合も、きちんと調査・対応してくれる業者もありますので、そうしたところを選べば安心ですね。

無線LANはケーブルの引き回しという煩わしさがなく、利便性が高いのですが、今一つ安定感について不安が残るのが難点です。
今後の技術革新で、もっと安定した無線LAN環境が出てくると思いますが、目に見えないものは扱いが難しいというのが私の実感です。

でも便利なものは使っちゃうんですよね(汗

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