これまで4~5日は充電しなくても使えていたサブ機のタブレットが、ここ数日で急にバッテリー消費が早くなりました。
酷い時には2日で充電しなければならないこともあり、これはちょっと異常だなと思い原因を探りました。
persistentというプロセスが暴走している!?
設定画面にある「電池」でバッテリー消費しているアプリを確認してもAndroid OSとなっていて詳細が分かりません。
そこでBattery Mixというアプリを使ってプロセス監視をしてみると「persistent」というプロセスが異常にCPUを使っているのが分かりました。
何かアプリを使っていれば別ですが、スリープ状態でもかなり激しくCPUを遣っているのがわかります。
いわゆる「暴走」というものです。
persistentというプロセスですが、これはアプリではありません。
詳しくは分かりませんが、Google Play開発者サービスに関係するプロセスのようです。
Google Play開発者サービスはGoogleの様々なサービスに関係するものなので、停止させるわけにはいきません。
いったんリセットすれば正常に戻る可能性が高いので、一度、データを削除することにしました。
設定 → アプリ → Google Play開発者サービスを開き、アップデートを削除します。
これでアプリのデータがリセットされます。
その後、アップデートを実行すればOKです。
原因は「楽天スクリーン」だった
これで大丈夫かなと思い様子を見ていたのですが、バッテリーの減少量はあまり改善しませんでした。
となると他のアプリが原因である可能性が高いので、稼動率の高いアプリを見てみると「楽天スクリーン」が一番稼働率が高いアプリとなっていました。
このアプリはスリープ解除したときに楽天の広告が表示され、ポイントを貯めることができるアプリです。
広告を見るだけでポイントが貯まるので楽天を使っている人にはお得なアプリだと思います。
しかし、バッテリーの消費が激しいのは困るので、最悪はアンインストールすることも考えたのですが、設定等で改善できないものかと調べてみました。
すると「待ち受け画面表示設定」の中に「待ち受け画面表示設定」をON、OFFする機能があります。
これがONになっているとアプリが常時稼動していることになると思うので、OFFすればいいかなと思ったのですが、OFFしようとすると警告が表示されました。
どうやらOFF状態だとポイントを貯めることができないようです。
これでは本末転倒なので、次にある「表示間隔」という項目に注目しました。
現在は「毎回」となっていますが、この間隔を大きくすれば少しはバッテリー消費が改善するのではないかと思い、最大の60分に設定変更しました。
すると、設定変更して数日経ちましたが、バッテリーの消費状況は元に戻り、4~5日はもつようになりました。
まとめ
今回はバッテリー消費量が突然激しくなった場合の対処を紹介しました。
使っている人の環境によっては調べるのは難しいケースもあるかもしれませんが、問題となっているアプリを特定することが第一です。
アプリが特定できれば、設定変更で対応できる場合がありますし、インストールしなおすことで改善することもあります。
ここで紹介した Battery Mixなどのアプリを使えば原因となっているアプリを特定しやすいので活用してみてください。
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