今回は一般的な話ではなく個人的な備忘録です(汗
DNSサーバのMXレコードを確認する方法を忘れないように記しておきます。
DNS情報はnslookupコマンドで扱う
nslookupコマンドを使うと、DNS情報を扱うことができます。
一般的な使い方は、ホスト情報を入力してIPアドレスを取得したり、逆にIPアドレスからホスト情報を取得します。
例えば、Yahoo!のアドレスを入力してみると、下のような結果が返ってきます。
これは「www.yahoo.co.jp」というホストが「182.22.24.124」というアドレスだということです。
DNSの仕組みは説明すると、それだけで膨大な量になりますので、今回は略します。
MXレコードを調べる
本題ですが、DNSレコードにはメールサーバを指定するMXレコードというものがあります。
これを調べるのに nslookupコマンドを使うことができます。
やり方は以下の通り。
- コマンドプロンプトで「nslookup」を起動
- 「set q=MX」と入力
- 調べたいドメイン名を入力
- MXレコードが表示される
MXレコードが表示されない場合は正しく構成されていません。
正しく設定しているのにMXレコードが表示されない場合、nslookupが参照するDNSサーバを外部サーバに変える必要があるかもしれません。
外部サーバを指定する方法は、「set q=MX」と入力する前に
「server <DNSサーバのIPアドレス>」と入力します。
実際に入力した例は以下のようになります(ドメイン、アドレスは架空のものです)
C:\>nslookup
Default Server: ns.hogehoge.com
Address: 192.168.0.1
>server 172.31.1.1
Default Server: dns1.hogehoge.com
Address: 172.31.1.1
>set q=MX
>hogehoge.com
Server: dns1.hogehoge.com
Address: 180.222.176.218
hogehoge.com MX preference = 10, mail exchanger = mail.hogeho.com
mail.hogehoge.com internet address = 211.133.240.129
コメント